糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

糖尿病の根本原因(1)


なぜ高血糖になったのか? は「細胞が必要とする糖などの必要成分や赤血球(酸素)が全身の細胞40億個前後の中には届いている細胞と届いていない細胞がある」からでした。


Q.なぜ全身の細胞に届かないのでしょう?
例えれば道路と同じです。遠方に宅配便が届くのは、出荷元から高速道路、県道、市町村道を経て自宅に届きます。
体も同じです。食事で得た栄養成分や呼吸からの酸素を運ぶのは血管を通る血液です。その血液が通る毛細血管(道路)が途中で詰まったり、 毛細血管そのものが消滅しているからです。


血管というとすぐ思い浮かぶのは太い血管ですが、高血糖に大きく関係して重要なのは、これらではなく血管の総延長の95%以上を占める毛細血管です。
その毛細血管のところどころが消えてなくなっているのです。その消えた毛細血管の事を「ゴースト血管」と呼びます。
「毛細血管が消滅するなんて」 ・・・理解できない方もいらっしゃるかもしれませんので画像で確認してみましょう。


下図は毛細血管スコープという特殊な顕微鏡で爪の生え際の毛細血管を拡大した状態で、赤い線が毛細血管を示しています。
毛細血管に対して、ゴースト血管は不規則にねじれたり、消えかかっているのが分かります。
【ゴースト血管】と呼ばれています。
 画像の参考サイト:

内の<●栄養がいきわたらないとゴースト血管に。>の画像参照してください

左側は適度な太さと長さがある健康な人の毛細血管で本数も多くありますが、それに比べ右側は毛細血管の数が少なくまばらにしかありません。 どうしたのでしょう。


本数が少ないのは毛細血管が消滅して無くなっているので映らないのです。ゴースト血管は何らかの理由で毛細血管を血液が流れず、血管細胞が栄養不足となって死にかかっていたり死んで血管そのものが消滅したものです。
この写真は指先ですが、指先で発症しているなら内臓・脳・皮膚など全身のあちこちの毛細血管で発生しているのは必然です。


Q.では毛細血管はどれくらいゴースト血管になり、消えているのでしょうか?
実は毛細血管は20歳を100とすると70歳では60~70%にまで低下すると言われており、 実に30~40%も消滅しているのです。この数値は平均ですので50歳~60歳でこの割合まで低下する場合もあるでしょう。
では、このゴースト血管と高血糖や糖尿病とはどんな関係にあるのでしょうか?