糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

51.糖尿病と五感(4)味覚


食事のとき、以前より多くのマヨネーズや醤油などの調味料が必要になっていませんか?
他にも以前と料理の味が変わった、や「味が薄い」と感じられていませんか? 
味覚障害は亜鉛・鉄・ビタミンなどの不足や加齢、鼻詰まりや鼻炎、薬の副作用、ストレスが原因のことが多いのですが、実は、糖尿病を患って数年経っていると味覚障害を起こすことが知られています。


その原因は味を感じる細胞をもつ味蕾(みらい)の障害です。味を感じる力が以前よりも低下してきたために同じものを食べても、甘い・辛い・酸っぱい・うまみなどを感じ難くなったために味が変わったり薄く感じるようになったものです。


なぜそんなことが起きるのでしょうか?
この原因も高血糖です。高血糖になると砂糖水がベタつくように血液中の糖分が多くなるとベタついてきて赤血球同士がくっつき始め塊になっていきます。
塊になると赤血球1個分しか通れない毛細血管に入っていけず、バラけて1個ずつ流れている赤血球しか細胞に届きません。届かなければ不足した細胞は必然的に働きが低下するので、味蕾にある味覚細胞も感度が鈍ります。


感度がほぼ均一に低下すれば味を薄く感じますし、甘・辛・酸っぱさ・うまみを感じる細胞が不均一に低下すると味が変わったように感じるのです。


食べる楽しさ=味わうことですので、その楽しみを無くさないためには、高血糖の解消が避けて通れません。
特に仕事として調理に関わっている場合は、糖尿病と診断されても初期の間はほとんど何も体調変化が感じられないので、疎かにしていると死活問題になるので注意が必要です。


また関連することですが、糖尿病になるとドライマウスになる場合が30%ほど増えます。ドライマウス(唾液の減少)になると歯周病になり易いこともあります。



糖尿病と決別しませんか! 糖尿病は自分で治せる病気です。