糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

69.糖尿病と血管の老化スピード(2)


糖尿病になり高血糖が食後血糖値の上昇など間欠的にあるいは慢性的に続くと、血管の老化スピードが速まり、「糖尿病でない同年齢の人を比べると、脳の老化が26%早い」ことは前回お話しました。
老化は毛細血管の集中率に比例すると考えられるので、多く集まる網膜、腎臓、脳細胞と繋がる全身の神経細胞に症状が早く現れる、これが3大合併症です。


血管の老化は、大動脈や中動脈、細動脈は動脈硬化となって現れ、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血へと繋がります。
そして全身の99%を占め全長10万Kmもある毛細血管では、栄養や酸素が細胞に届かないために血管はあっても血液が流れない「ゴースト血管」になり、ついには消えてしまいます。その率は20歳時を100とすると70歳では30%減の70%にまで減ってしまいます。


これは平均ですので、糖尿病や高血糖で血流が悪いとさらにゴースト血管が増えてしまいます。
これが糖尿病と診断されてもしばらくは何の症状も現れないのが、発症後10年くらい経つとゴースト血管が増えて全身の細胞に酸素や栄養が届かなくなり、3大合併症だけでなく全身に様々な合併症が現れてくる理由です。


血管を若返らせたいですね! 
しかし残念ながら現代医学は薬で改善することしかしないので、一度硬化した血管を若返らせることはできません。またインターネットなどの食事による方法など一般的な情報は、若返るようなイメージを与えてくれますが、せいぜい老化予防が限度です。
進んだ血管の老化を若返らせるまでの効果は得られないのが現状です。


ではどうすればいのでしょうか? 
時折、実年齢より10歳も20歳も若いと話す方もいます。その方が何をして血管を若返らせたのか? 安全で確実な方法なら、その方法を試してみるのも1つの方法です。


私の場合、既投稿の「67.血管が若返るって本当にあるの?(2)」に掲載した血管の若返り「半年で-16歳と若返った測定結果写真」にあるように、著しく血管を若返らせることが可能です。
また同時に、その方法を継続することで下記測定図のように血管の老化スピードをせることも出来ます。



この測定結果は、医師が集まる会合で医療機関で使われる測定器具の販売促進のお手伝いをしたときの私の測定結果です。
このとき13人の方の測定をしたのですが、私と同じ0.8歳の速度での老化は1人、2人は実年齢とほぼ同じ、他の10人は+1.2~+1.6歳/年 と実年齢より速いスピードで老化が進んでいました。
比較すると、多くの方は1.2/0.8~1.6/0.8=1.5~2倍の速さで血管の老化が進んでいることが伺えます。


では何をしたのか? 20年前に患った酷い不整脈と決別のために「高性能器具から生成する還元水の飲用」を続けた時に、得られたものです。
従って、糖尿病との決別と、実年齢より高い血管年齢を何とかしたいとお考えでしたら、ご検討をお勧めします。



糖尿病はインスリンが必要になっていても、20年患っていても自分で治せる病気です。

68.糖尿病と血管の老化スピード(1)


糖尿病になり高血糖状態が続くと血液をドロドロにして全身の細胞に栄養や酸素が届きにくくなり、全身の細胞が本来の働きが出来なくなるので網膜症、腎症、神経障害の3大合併症の他、皮膚病や感染症など様々な合併症が糖尿病発症から10年くらい経つと出てきます。
また、血管を傷つけるためアテローム(血管内壁にできる瘤)ができ動脈硬化が進行するので、高血圧になったり、心筋梗塞や脳梗塞など命を左右することもあります。


その血管についてですが、血管の「老化」が糖尿病の引き金?という今まで耳にしてこなかったことも明らかになりました。 「糖尿病になったら血管の老化が早まる」というのは分かっていましたが、これが本当だとすると糖尿病と血管の老化は相乗して悪化することになります。
このことは、神戸薬科大学の池田宏二准教授などの研究チームがヒトの細胞やマウスの実験で突き止めたもので、老いた血管細胞から出る物質によって全身の脂肪細胞が早く老化し、血糖値を調節するインスリン働かなくなったそうです。 
 


その一部の結果ですが、脳科学者の川島隆太氏が紹介している記事によると、米国ニューヨーク州立大学の研究ですが糖尿病のある人は、糖尿病でない同年齢の人を比べると、脳の老化が26%早い


脳の老化とは、記憶の機能を持っている脳の海馬や頭頂葉の細胞が萎縮して発症し、主な症状としては、もの忘れ、同じ言動を繰り返す、人やものの名前を忘れる・間違える、現在の年月日・時間・いる場所がわからなくなる、妄想、徘徊などがあり、最初は軽い忘れから始まり、進行していきます。


さらに、血糖値が高い状態が続いたうえに老化の影響が加わると、「作業記憶」「学習能力」「柔軟な思考」などの実行機能は13.1%、脳の「処理速度」は6.7%低下する とあります。


「作業記憶」とは、例えば漢字を書くとき長期記憶から検索し、取出し、書く作業をするという一時的に取り出す作業のこと、学習能力」は学習によって新たな神経回路が形成され、「記憶」としてそれが定着すること、「柔軟な思考」とはある問題解決するとき色々な角度から思考することで、これらの脳力が26%も早く低下してしまうのです。(続く)



脳力低下は避けたいですね。糖尿病と決別しませんか!

67.血管が若返るって本当にあるの?(2)


前回はインターネットなど公開情報には「血管が柔らかくなる」と書いてあっても、公開データは見つからず推測の範囲でしかなく、実際に血管が若返っているか否かは不明であることをお話しました。
確かに適度の運動習慣や、血液サラサラにする納豆、DHAなどの食品を摂り続けることで、血液サラサラにして血流による摩擦を少なくして傷つき難くすることでアテローム(血管内壁にできる瘤)はできにくくなりますが、既にできたアテロームを無くしたり、石灰化して硬くなった血管を柔らかくする効果はありません。
またNO(一酸化窒素)も血管を若く保つ効果はありますが、数値に表せるほどの血管の若返りは難しいようです。
即ち、現状の一般的な公開情報では動脈硬化の予防はできても、血管を柔らかくするまではできないことです。


では血管をデータで示せるまで柔らかくすることは可能なのでしょうか?
次の図をご覧ください。この図は今から20年前に私が心臓病(不整脈)を患らい還元水を
丁度飲み始めたときに某デパートで3か月ごとに行われていた健康フェアーで血管年齢測定をしていたものです。



食べ物は特別な食品やサプリメントは無く普通の食事だけで電解還元水の飲用を続けただけです。
測定器は医師が用いる治療費が取れるオムロン製の治療で診療報酬の摂れるきちんとした測定器です。
第1回目は8/23に血管年齢は58歳、2回目は11/29で同50歳、3回目は翌年2/27で同42歳と3か月ごとに-8歳づつ、合計6か月で-16歳と若返っています。


なぜたった6か月で16歳も血管年齢が若返ったのでしょうか?
考えれる理由は、
①コレステロールの酸化が無くなり新たなアテロームの形成が抑えられたこと、
②還元水は脂を溶かすため既存のアテロームからコレステロール(脂)を溶かし出しアテロームが小さくなったり少なくなったこと、
③血液ドロドロから血液サラサラになり動脈硬化の原因を解消したこと、などが考えられます。


糖尿病との関係では、少なくとも水分の摂取と活性酸素の消去は、血液ドロドロを血液サラサラにして全身に酸素と栄養を届けるようになるので、糖尿病そのものと高血糖による3大合併症やその他全身に発症する合併症を予防したり、改善してくれます。
また長年患っていると高血糖で動脈硬化が進行していると考えられ、脳梗塞や心筋梗塞が危惧されますが、そんな場合でも改善に繋がることをご理解いただけると思います。

糖尿病は自分で決別が可能な病気です。

66.血管が若返るって本当にあるの?(1)


血管の老化と若返り、老化とは血管が固くなること、若返りとは柔らかくなること。
血管が固くなるのは動脈硬化で、原因は動脈内壁にできた柔らかい瘤(アテローム)が沢山できたり、血管壁を構成する筋肉の中膜がカルシウムの沈着で石灰化して固くなることで生じます。
従って、血管が柔らかくなるというのは、アテロームが無くなるかor 石灰化した血管を柔らかくなるか、このいずれかの状態になった時血管は柔らかくなり、血管が若返ったと言えます。


関連してインターネットにある「血管が柔らかくなる方法」は、「血管年齢を若く保つ方法」が殆どでそのためには①低塩分 ②野菜中心の食事 ③低血糖 ④ストレスをためない ⑤血液サラサラ などで、実際に血管年齢を示す数値で○○歳若返ったという公開データは見たことがありません。
それほど血管を柔らかくするのは、医学では全身のアテロームを無くすることも、石灰化した血管を柔らかくすることも難しいのが現状のようです。


では糖尿病と血管の関係は? やはり高血糖と薬が血管の老化を速める原因となります。
高血糖が原因となるのは、血液ベタベタ・ドロドロになると血管壁との摩擦が大きくなるので傷つけやすくなります。傷付くと血液中の①活性酸素で酸化されたコレステロールが血管内壁に入り込みます ②入り込んだ酸化コレステロールは体に不要物なので免疫細胞(マクロファージ)が食べ続けて大きくなり死んでしまいます。 ③大きくなった死んだマクロファージが積み重なって血管内壁を膨らませます。 これがアテロームです。


従って、加齢とともに活性酸素の消去能力が低下するので、高血糖状態が続くとアテロームが増えたり大きくなるので血管の老化が促進されます。
また薬やインスリンも動脈硬化の原因になります。理由は、これらは石油が原料なので石油を毎日飲んでいることと同じだからです。
大気汚染やたばこが体に害のある活性酸素を発生させるのは、石油成分を含むからです。薬剤の摂取も同じで、さらに病状が悪化して薬の量や種類が増えるのは石油の量を増やしていることです。
糖尿病は発症して10年位から様々な合併症を患うようになりますが、10年も毎日石油を飲んでおれば必然の結果と言えます。
これが糖尿病はできるだけ早い段階で決別することが大事な理由の1つです。


少し脇道にそれましたが、一般的に言われる方法では血管の老化を遅らせることはできても、若返らせることはできません。
では、数値で表せるほどの「血管の若返り」は可能なのでしょうか? 



糖尿病は自分でいつでも決別が可能な病気です。

65.糖尿病とこむら返り・寝違い

こむら返りの経験はありませんか? 私も20年ほど前就寝中にこむら返りか目違いを1週間に2~4回と頻繁にありました。理由が分からないので自分でマッサージをしたりしましたがすぐに止まることもなく痛い思いを繰り返していました。


こむら返りは足が痙攣する中でふくらはぎに起きた場合に言うそうです。発症は、就寝中に身体が冷えたり汗を沢山かくなどで血行が悪くなり、筋肉の伸縮バランスが崩れて異常な収縮が戻らなくなったもの。原因は汗をかくことにより「電解質」という筋肉細胞を働かせる栄養素が体から失われると発症しやすいので、マグネシウムなどの電解質を含むミネラルウォーターや、スポーツドリンクの飲用が予防に繋がります。


糖尿病との関係では、血糖値が高いと、足がつりやすくなります。理由は血糖値が高い状態が続いて血液ベタベタでくっつき合ったり重なり合って塊りになると、毛細血管入り口で赤血球が詰まって流れにくくなり、細胞に電解質成分が届かなくなるためです。
足の血流が悪くなると他の要因も重なって足が冷たい、しびれる、むくむ、皮膚の乾燥といった症状が現れます。


私は当時も糖尿病ではありませんでしたが、何らかの理由でふくらはぎや背中の筋肉に電解質成分が慢性的に届いていなかったのでしょう。そのために頻繁に現れたり、またそれは足に限ったことでないので低体温(35.4度)や冷え性になったのでしょう。


この状態を解消してくれたのが還元水でした。
還元水は、血液ドロドロを血液サラサラにして全身の細胞に届けるだけでなく、水道水中に含まれる水酸化物や炭酸化合物と化合した状態のカルシウムやマグネシウムなどの電解質を電気分解してイオンに変えて体、に吸収しやすい状態にするからです。
その時は不整脈のことで頭が一杯でしたので気付きませんでしたが、気付いたときには寝違いやこむら返りが全くなくなっていました。


従って、もしこむら返りや寝違いなどが頻繁に起きているようでしたら、糖尿病との決別と併せて還元水の飲用をお勧めします。



糖尿病は自分で治せる病気です。治せない人の情報をいくらたくさん集めても治せません。
治した人の情報を集めることをお勧めします。