糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

8.ゴースト血管の害・合併症


前回は薬を服用しても、ゴースト血管の解消には何の影響もなく高血糖・高脂血症による血液ドロドロ、SODの減少などが続く限りゴースト血管は増え続けること。
また薬で血糖値やHbA1cを抑えても、体が糖分を消費できないので血糖値が上下して高血糖になった時にゴースト血管が増加します。


そのため現状の病院治療だけを続けるとこれからもゴースト血管が増えていくことです。ゴースト血管が増えるとは、栄養や酸素が届かなくなる細胞が多くなり次第に本来の正常な働きが出来なくなります。そして正常な働きが出来ない細胞が増えると糖尿病の悪化とともに合併症が現れてきます。よく知られているのが下図の合併症で、この他にも様々な形で出てきます。



合併症はこのように全身に及んでいますね。
頭、目、呼吸器、神経、心臓・・・など、これらはゴースト血管で栄養や酸素が届かなくなった細胞が多くなって、臓器として機能が低下して症状となって現れたものです。


この他にも、新型コロナが拡大中に「基礎疾患のある人は罹りやすい」ので重点的にワクチンが推奨されました。
これもゴースト血管が多くなると、全身に免疫細胞が行き届かないのでウイルスを殺せず罹りやすくなり、また重症化しやすくなるからです。


糖尿病を患っていると、過去~現在に高血糖になったあなたは糖尿病でない人に比べてゴースト血管が多くなっていると考えられます。
中でも現在血糖値のコントロールが上手く出来てないなら、現在もゴースト血管が健康な人に比べて+αのスピードで拡大しています。


ゴースト血管は一日にして出来ることはなくゆっくりと増えていきます。言い換えると、健全な毛細血管から死ぬまでの間に期間があることです。
従って、死んでいなければ衰えて死にかけていても栄養や酸素が届くようにすることで快復して、元の正常な毛細血管に戻ります。
例えれば、砂漠で水が無くなり歩けなくなっても、水を補給できればまた歩けるようになるのと同じです。