糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

43.あなたが今後支払う治療費


現在の治療費は、毎月いくらですか? そして今後いくら払い続けますか?
糖尿病の方の平均寿命は、糖尿病でない人の平均寿命と比べて男は約10歳、女は約12歳短い男性71.4歳、女性75.1歳です。
あなたの平均余命は後何年ですか? その間に治療費はいくら支払いますか?


あなたが現在55歳として、今後20~30年間にいくら支払うのか? 費用は今後の病状悪化によって様々ですが、成人のあなたが3割負担で医療費を支払うとしたときのシュミレーションです。


算出の基となっているのは、糖尿病ネットワーク<2018年4月薬価・診療報酬改定後の試算>からの引用です。
https://dm-net.co.jp/seido/02/
治療費に含まれるのは、診察、薬代、他にも、該当する場合「生活習慣病管理料」が必要です。
■ケース1 投薬なし(食事+運動療法のみ)の場合:月額 2,670円 
■ケース2 経口薬療法(2種類)の場合:月額 5,496円 
■ケース3 インスリン療法(1日4回)+経口薬(1日1種類)+血糖自己測定(月60回の場合)
・インスリン療法で合併症がある場合の追加治療費:9,609 円
高血圧治療:+1326円、脂質異常症治療:+1158円、腎症治療:+5106円→ 平均:2530円


この条件でケース1・2は各5年、ケース3は10年の合計20年間の3割負担し場合の合計です。
ケース1の5年間の費用:160,200円(2,670×12×5)
ケース2の5年間の費用:329,760円(5,496×12×5)
ケース3の10年間の費用:1,456,680円((9,609+2530)×12×10)
20年間の合計:1,966,640円


なおこの中には、教育入院・合併症悪化時・他の様々な合併症による入院料、特別な検査料、手術料は含まれていないので、悠に200万円は超えてしまいます。 


ここで意識していただきたいのは、合併症が出てくる10年後からの費用です。年齢と合併症により体力が衰え新たな仕事が見つからず収入が激減してからの出費です。
この試算では毎月1万数千円ですが、例えば白内障や緑内障、感染症、最悪は脳梗塞や脳出血でしょう。このようなここに含まれない合併症の治療費に多くの方が苦しんでいることです。


治療費の増大による経済的負担増もさることながら、平均寿命までの人生です。前投稿のように壊疽や人工透析、多くの人がなる網膜症による視力低下など症状を悪化させ病院通いが欠かせません。
発症から10年~現状よりも悪化する合併症による肉体的苦痛と精神的にも将来の不安や恐怖が死ぬまで続くことです。



糖尿病と決別して、寿命を延ばし人生の質を高めて残る人生を楽しみたいですね!