55.血糖値を正常に保っていてもなぜ糖尿病は治らないの?(1)
「糖尿病をなんとか自力で治したい」・・・
血糖値を下げるために白米を一切食べない、毎日10km歩いて運動をする…など血糖値のコントロールに一生懸命取り組み、血糖値を下げる方は多くいらっしゃいます。血糖値の検査基準で糖尿病をクリヤーする空腹時血糖値125mg/dlでHbA1cが6.4%以下だし、薬も服用していないし、もしかしたら糖尿病を解消できたのではないか? と食事や運動を健康だったころに戻したら、また高血糖になってしまった という経験はありませんか?
折角正常な血糖値に戻せたのに、また糖尿病の数値に戻ってしまう。理由は運動や食事制限で「摂取カロリー<消費カロリー」の状態を一時的に作っているのですが、“糖尿病の本質”を全く改善していないからです。
では糖尿病は本当に治らないのでしょうか?
いいえ。
糖尿病は、インスリンが必要なまで進行していても自分で確実に決別が可能です。
糖尿病の本質??
本質とは何でしょうか?
根本原因は2つです。
1つは、全身の細胞で「摂取カロリーを消費できない体」になっていること、もう1つはすい臓の働きが低下して必要なインスリンを作れない体になっていること、これらのいずれか、あるいは両方が根本的原因です。
1つ目の摂取カロリーを消費できない体・・・聞きなれない視点ですね。現在の糖尿病関連情報は医学情報をもとに作られているので、血糖値を下げることを中心にした情報が殆どです。
現代医学では治せないので「糖尿病は治らない病気」という作られた常識がベースになって様々な情報や商品が作られています。
しかし、糖尿病の本質である「摂取カロリーを消費できない体」という視点に立てば、現代医学とは全く異なる生体の本質から対策があります。
なぜ中高年~高齢者になると病気を患う人が増えるのでしょうか?
糖尿病も、癌も、認知症も、リューマチも、その他の代謝(細胞の活動)が原因の病気はすべて共通しています。
その共通した原因は「全身の細胞が細胞本来の正常な働きが出来なくなる」からです。
例えば自動車、エンジン系統、電気系統、足回り、などすべて正常に働いておれば快適に走れます。ところがたった1つの電気系統の不具合でエアコンが効かなくなると途端に快適さは失われます。
体も同じです。全ての臓器、器官、組織などの細胞が正常な働きをしている間は健康です。ところがどこかの細胞が正常な働きが出来なくなり、症状として現れたのが病気です。
これを正常な働きを取り戻せば病気は解消します。ところが現代医学は代謝が原因の病の全てに対して「働きを取り戻す術」を持っていません。糖尿病も、癌も、認知症も、リューマチも全てです。そのためにどの病気も根治が出来ないので「治らない病気」と言い、対処療法(症状を抑える)ことを治療としています。
従って、全身の細胞が本来の働きを取り戻すことで糖尿病は根治します。
*
あなたも糖尿病と決別しませんか!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。