糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

22.糖尿病は 記憶力+思考力+判断力を低下させる


私たちは必要な時に、記憶された様々な情報の中から、適切な情報を組み合わせその要求に沿った考えが作られ、またそのときをイメージして良し悪しを判断しています。


記憶力の低下とは、覚えていた関連情報が脳の情報ネットワーク間で繋がらないことです。この脳力が低下して、人の顔は出てくるけれど名前が出てこない、漢字が出てこないなどはまだ許されますが、大事な約束を忘れると取り返しがつかない事にまで発展します。


これらは記憶がベースになって思考したり、判断したり、創造したりしますが、糖尿病になるとこの記憶力が低下していくと言うのです。


なぜでしょうか?


高血糖による血流の低下です。理由は、高血糖で血液ベタベタになると赤血球が寄り集まって塊となるため、赤血球1個が通る太さしかない毛細血管を流れなくなり、脳細胞の唯一のエネルギー源のブドウ糖や他の必要な栄養や酸素が届かなくなるためです。


これらが届かないと脳の働きが低下するのは必須で、覚えている様々な情報の中から関連情報を適切につないで発信することが出来なくなります。 これが記憶力の低下が思考力や判断力の低下に繋がる原因です。


また、高血糖が脳の血管を傷害してアテローム(血管内部の瘤)ができると、脳の血流が低下して記憶力の低下に繋がります。


血流低下と記憶力の低下は、高齢者によく現れることを考えると糖尿病の長患いは高齢への近道を走っていることになります。


人の脳細胞の1日当たりの死滅個数は大小脳併せて10~20万個と言われています。
約140億個と言われる大脳細胞の10%に届かなければ、単純計算では10%、20%届かなければ20%の脳細胞は活動が鈍ったり、一部は死滅してしまます。


尚、病院治療しか手立てがない間の血流低下と記憶力の低下を予防するためには、適切な食事、適度な運動、十分な睡眠をとることが推奨されます。


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脳には十分な栄養や酸素を届けたいですね。 その最良の方法は糖尿病との決別です。