糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

17.合併症・糖尿病と認知症


糖尿病になると認知症になりやすいってホント?
そのようですね。
米国のジョンズホプキンス大学のエリザベス セルビン准教授が行った平均年齢57歳の男女1万3,351人が参加した長期の追跡調査によると、「糖尿病の人や糖尿病予備群は、20年後に認知能力の低下するリスクが19%上昇する」そうです。認知能力は言語能力、実行能力と処理速度、言語の流暢さを調べたものです。


認知症は20年位かけて発症すると言われているので、糖尿病で網膜症・神経症・腎症などが重症化し始めるのと同じくらいの期間になります。


追跡調査の結果ですが、糖尿病による記憶力や思考力などの認知能力の低下は、過去1~2ヵ月の血糖値の平均を示すHbA1cが5.7%未満の人に比べ、7%以上の人でより進行しやすいことも判明しており、また糖尿病の罹病期間が長いほど、認知能力は低下しやすくなる傾向が示されています。


認知能力の低下は年齢が高くなると自然に進行しますが、糖尿病でない人が65歳で経験する認知能力の低下が、糖尿病のある人では60歳で経験するとのこと、その差は5歳、認知症にならなくても認知能力が下がっています。



糖尿病を患っていても、血糖値管理がきちんと出来ている場合と、出来ていない場合で認知力に差が出来ています。


その理由は、高血糖による血液ドロドロで脳の毛細血管にどれだけ血液が流れているか? で決まります。
流れていなければ脳の活動に必要な唯一のエネルギ-源のブドウ糖も酸素も脳細胞に届きません。
脳細胞に届いていなければ、働くことが出来ないので記憶も 思考も 情報の入力元となる五感も 働きません。


従って、高血糖になればなるほど、またその時間が長いほど記憶力や判断力などの思考力が低下し、感受性も低下することになります。
その影響は、家庭内、ビジネス、運動、アートなど全ての分野で能力の低下をきたします。


一方で、薬で血糖値をコントロールしていると、副作用ですい臓の機能が衰えてきます。薬の量が増えたり、インスリンが必要になってきて糖尿病は悪化していくのは糖尿病を長患いしている人の現実です。。



糖尿病は西洋医学で治せないので「治らない病気」が常識化しているだけで、治せる病気です。一時も早く決別しましょう。