糖尿病になり高血糖が食後血糖値の上昇など間欠的にあるいは慢性的に続くと、血管の老化スピードが速まり、「糖尿病でない同年齢の人を比べると、脳の老化が26%早い」ことは前回お話しました。 老化は毛細血管の集中率に比例すると考えられるので、多く集まる網膜、腎臓、脳細胞と繋がる全身の神経細胞に症状が早く現... 続きをみる
血管のブログ記事
血管(ムラゴンブログ全体)-
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糖尿病になり高血糖状態が続くと血液をドロドロにして全身の細胞に栄養や酸素が届きにくくなり、全身の細胞が本来の働きが出来なくなるので網膜症、腎症、神経障害の3大合併症の他、皮膚病や感染症など様々な合併症が糖尿病発症から10年くらい経つと出てきます。 また、血管を傷つけるためアテローム(血管内壁にでき... 続きをみる
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前回はインターネットなど公開情報には「血管が柔らかくなる」と書いてあっても、公開データは見つからず推測の範囲でしかなく、実際に血管が若返っているか否かは不明であることをお話しました。 確かに適度の運動習慣や、血液サラサラにする納豆、DHAなどの食品を摂り続けることで、血液サラサラにして血流による摩... 続きをみる
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56.血糖値を正常に保っていてもなぜ糖尿病は治らないの?(2)
ではなぜ全身の細胞が本来の正常な働きを失っていくのでしょうか? 根本にあるのは、大きくは2つです。「自然界の仕組み」、「現代社会の陰」です。 「自然界の仕組み」は太古の昔から変わらない「酸化」です。生物は植物も動物も酸素によって生かされる反面、同時に細胞は衰え、死んだ後は腐って朽ちますし、無機質な... 続きをみる
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なぜ高血糖になったのか? は「細胞が必要とする糖などの必要成分や赤血球(酸素)が全身の細胞40億個前後の中には届いている細胞と届いていない細胞がある」からでした。 Q.なぜ全身の細胞に届かないのでしょう? 例えれば道路と同じです。遠方に宅配便が届くのは、出荷元から高速道路、県道、市町村道を経て自宅... 続きをみる