糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

34.糖尿病になると、癌にかりやすくなるってホント?


どうやら本当のようです。どれくらい罹りやすくなるのかを調べてみました。
糖尿病(主に2型糖尿病)の方は、糖尿病でない人と比べて癌のリスクが20%ほど高いという結果が出ています。


2型糖尿病の人のがん死亡率は、既往なしの人と比べて、何らかの癌にかかる危険性が男性で1.27倍、女性で1.21倍ほど高くなっています。
癌腫別では、下図のように男性の場合:肝がんが2.24倍、腎臓がんが1.92倍、すい臓がんが1.85倍、結腸癌が1.38倍、胃がんが1.23倍、 女性の場合:肝がんが1.94倍、胃がんが1.61倍、卵巣がんが2.42倍となっています。

     https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/288.html より引用抜粋


参考までに糖尿病でなくなる理由は、アンケート調査方式で全国241施設から45,708名の糖尿病患者の死因の分析によると、第1位は悪性新生物(がん)38.3%、第2位は感染症(17.0%)、第3位は血管疾患(14.9)になっています。


これらで注意すべきは、糖尿病になると手術が出来ないことです。折角初期発見できて手術で助かる命も糖尿病で手術が出来なくなると、抗がん剤治療か放射線治療しかできなくなることです。現在の医療ではこれらの治療法は癌を縮小はできても根治させることはほぼできないので、抗癌剤治療の苦しみと死が待っています。
糖尿病でなければ助かる命も、助からないのです。これが糖尿病になると非糖尿病者と比べて20%以上死亡率が高くなる理由です。


なぜ癌にかかりやすくなるのでしょうか?
癌は健康な人でも1日に5000~10,000個発生していると言われますが、これらを全部殺してくれているのが免疫細胞です。 癌になるのはこれらの内のたった1個を殺し損ねて1グラム程度まで増殖して発見されたのが癌です。


そのたった1個を殺し損ねるのが高血糖による血液ドロドロです。血液ドロドロになると赤血球はくっついたり重なり合って塊になり、容易にバラバラになりません。そのため赤血球1個分しか通れない毛細血管入り口で赤血球が詰まってしまいます。
すると赤血球と一緒に流れている癌細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞や、癌細胞に攻撃命令を出すヘルパーT細胞や連絡役の樹状細胞も毛細血管に入り込めないので、癌細胞を攻撃できません。


血液サラサラであれば殺せた癌細胞も血液ドロドロで攻撃できなければ、癌細胞は勝手気ままに増殖できるので癌へと繋がるのです。
このような考え方をすれば、癌も糖尿病の合併症と考えることもできます。



癌による死亡率が20%も高くなる糖尿病と真剣に決別を考えてみませんか!
https://note.com/314611/n/nb3c6b9926562