糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

14.合併症・眼


糖尿病は自分で治せる病気なので、合併症が現れる前に治しましょう。

3大合併症の網膜症については取り上げましたので、糖尿病によるその他の眼全体に関わる病気について取り上げます。
糖尿病で起こる主な目の病気の発症率は下図のようです。



・糖尿病網膜症は初期段階では自覚症状は殆どないようですが、高血糖になるたびに少しづつ悪化します。
悪化が進むとかすんだり歪んだりして見えるようになります。高血糖で血液ドロドロになると毛細血管に栄養も酸素も届かないので網膜細胞が死んでいきます。すると新しい毛細血管が出来てきますが血管壁がすぐに破れて眼内出血を起こすのでそれを防止するためにレーザー治療で焼いて出血を止めます。
病院治療では治せないので最悪失明に至り、率は3%で年間3000人が失明しています。


・糖尿病性白内障は、目のレンズに相当する水晶体が濁ってかすんでぼやけて見える病気です。手術で眼内レンズを入れることで解消しますが、放置すると網膜症など別の合併症の発見が遅れる危険性があります。


・角膜障害は、角膜の神経障害で知覚が障害されると角膜に傷がついても痛みを感じにくくなったり全く感じなくなり炎症やドライアイなどが起こります。


・血管新生緑内障は、糖が多く血液ドロドロ状態になっているため、網膜の毛細血管を詰まらせて血管の壁に負担をかけるため眼底出血をおこし、目が像を結ぶ黄斑部の網膜が死んでいきます。この死滅する位置や量によって、視野の周辺部や中央部分など見えなくなる場所や範囲が変わります。


・屈折・調節異常は、高血糖で血液ドロドロになると毛細血管に血液が十分に流れないため、水晶体の厚みを変える毛様体の働きが正常にできなくなる症状です。網膜の前や後ろで像を結ぶことになりぼやけて見えてしまいます。近視、遠視、乱視の3つがあります。また左右で見え方が違うなども起こります。

網膜症が現れる前に、糖尿病と決別しましょう。そうすれば糖尿病による眼の病気の全ての不安や心配が無くなります。