糖尿病と決別したい人の集い

「糖尿病は治らないのが世界の常識」ですが、それは「病院治療では治せない」というだけで糖尿病の根本原因があり、それに対策することで糖尿病と決別することが可能です。 これらについてお話します。

38.糖尿病と動脈硬化


糖尿病で高血糖の状態が食後だけであっても慢性的に続くと、血液ベタベタ・ドロドロによる血管内壁との摩擦が増えて血管の壁が傷つきます。そこへコレステロールが入り込み活性酸素で酸化されると体にとって異物となるので、免疫細胞のマクロファージが食べますがその傷口から出て行けば良いのですが、食べられるだけ食べると出て行かずそこで死んでしまいます。
後に残るのは粥状の脂肪の塊、これをアテロームと言います。酷くなると血管内壁にビッシリとできますが、このアテロームがどんどん大きくなったり増えていくのを動脈硬化といいます。


そしてこの塊に血液ドロドロがぶつかると傷ついたり修復されたりが繰り返しますが、傷口が修復されるとかさぶたが剥がれて血栓となり全身を回ります。
このとき膨らんだアテロームで狭くなった血流路を血栓が塞いだのが、心臓の血管に現れたのが狭心症や心筋梗塞、脳に現れたのが脳梗塞です。


動脈硬化になると血液の流れる部分が狭くなるので血液が流れにくくなって血圧が上昇します。また血液ドロドロは赤血球が密集したり重なり合うので、細動脈から毛細血管に血液が流れにくくなって、流れにくい分細胞に糖が届かなくなります。
届かなければ細胞の活動が低下するので糖の消費が少なくなり、余った糖が血液に溢れるので血糖値を上昇させます。そして動脈硬化は薬では治せないので、悪化する一方です。


動脈硬化が起こりやすい部位は、内膜や中膜がよく発達した動脈に起こりやすく、心臓の冠動脈、大動脈、脳・頸部・腎臓・四肢の動脈などでよく発生しますが、初期症状はほとんどありません。


糖尿病で多く見られる動脈硬化は、大動脈から足の先端にいたる動脈が動脈硬化により詰まって血流が悪くなる下肢閉塞性動脈硬化症です。初期症状としては、手足が冷たくしびれたりします。酷くなると筋肉への血行障害で歩行中に足が痛くなり、立ち止まって休むと血行障害が改善され痛みが治まり歩けるようになるが、しばらく歩くと、また痛みだすなどに現れます。


動脈硬化予防に効果的といわれるものに1回30分程度のウォーキングや水泳、エアロビクスがあります。
動脈硬化を確実に大きく改善するには、水素イオン水の継続飲用です。
私事ですが、6か月で血管年齢が-16歳若返っています。



糖尿病の悪化は動脈硬化をも悪化させるので、糖尿病との決別をお勧めします。